ColumnMaker 1.02(柱状図作成ソフト)
READMEファイル HTML版

このファイルの原稿は岩下さんの作成です。


--はじめに--

このソフトは、全ての Macintosh にバンドルされているソフト HyperCard を用いて作成しました。

柱状図やそこから得られた微化石等のデータを、コンピューターできれいに描こうとすると、かなり時間がかかります。そこで、この作業を自動化するソフトを作成してみました。このソフトには以下の5つの機能があります。

  1. 柱状図(コア柱状図も可)が作成できます。しかも岩相等を表示するパターンを、好きなように編集できます。
  2. 微化石等のデータを、折れ線グラフ、頻度、有無の3通りで表示させることができます。しかも、それぞれが対応する柱状図上の位置にくるように表示できます。
  3. スケールバー、凡例も表示できます。
  4. 柱状図の大きさや、グラフの幅などを設定できるので、大きさの調整が可能です。
  5. 柱状図を表示したカード(HyperCard の画面はこうよばれる)を数多く作成すれば、柱状図の一種のデータベースになります。

また、このソフトはフリーウェアです。

最新版は
http://www.dges.tohoku.ac.jp/~gan/column.html
http://amber.dges.tohoku.ac.jp/~rin/column/
からダウンロードできます。

--使い方--

使い方についてはColumnMaker の「使用方法」のところを参照して下さい。

ここでは「使用方法」に書いていない注意点について書かせていただきます。

  1. HyperCard の使用メモリは 4000 k 以上に設定して下さい。そうしないとメモリ不足で画面表示が小さくなったり、画面上に何かを描くことができなくなったりします。
  2. HyperCard の使い方については、バンドルされている HyperCard Help 等を御覧になって下さい。

--動作環境--

68030 以上の CPU を搭載したMacintosh。
漢字Talk 7.1X 以上のシステム推奨。
HyperCard 2.1 以上。
HyperCard Player も可。Power Macintosh ならこちらの方が高速.

--配布条件--

一般的なフリーウェア配布条件に準じます。


--作成者--

岩下 智洋 , 林 広樹

なお、このソフトについての質問や苦情、バグレポート等がありましたら、以下のところにメールを下さい。

次回のバージョンアップの際に参考にさせて頂きます。

なお、他環境(Windows, UNIX) へ移植して下さる方を募集します。

岩下 智洋;gan@dges.tohoku.ac.jp
http://www.dges.tohoku.ac.jp/~gan
林 広樹 ;rin@mail.cc.tohoku.ac.jp
http://amber.dges.tohoku.ac.jp/~rin

--変更履歴--

95. 12 柱状図作成八尾版
柱状図表示・タクサ毎の産出有無表示
スケール及び凡例表示
96. 5 柱状図作成棚倉版
不整合波線表示
折れ線グラフ機能、産出頻度グラフ機能追加
97. 12 柱状図作成一関版
産出状況変換機能追加
98. 3.27 公開版 v. 1.0
名称をColumnMaker に変更
ユーザーインターフェースの全面的改訂
98.5.7 v. 1.01
産出頻度グラフの高速化
試料位置を表示させない機能追加
98.5.13 v. 1.02
HyperCard Player 2.3で入力するときの不具合を解消

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