Macintoshは燃えるのである。私が研究に使っていたマイマック(PM6200/75)も、昨日とつぜん
とケムリを上げて昇天召された。
大慌てで電源コードを引き抜き、ロジックボードを取り出してみたら、中がワタボコリの巣になっている。やっぱりマックの中も定期的に掃除しなくてはいけないね。。。
というわけで、高倍率のCCDカメラを使って、愛しのマイマックのどこが燃えたのかを見てみよう。
イキナリの高倍率だが、実はこれがこのカメラの最低倍率。「C29」と書かれたチップコンデンサが燃えて半分壊れているのが良くわかる。その周りも真っ黒に焼けただれている。
燃えたチップコンデンサの拡大写真。なんだか、中の金属が溶けて銀玉みたいになっています。ものすごい高温になったみたいね。。
コンデンサは交流を通して直流を遮断する。しかし、何らかの原因(コンデンサの劣化など)でこの端子間の絶縁が破壊され、直流成分が流れると、過熱して発火する事があるのだよ。
最近も家電製品やカーステレオなどで類似の問題が話題になったね。
・・・・・。
どーみてもこりゃ、私のマックは再起不能だよなぁ。。。とほほ。
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